半年間の独学練習で達成できる『ゴルフ100切り』の為の練習方法やコツを伝授

ゴルフ「100切り」は、アマチュアゴルファーにとって大きな目標ではないでしょうか。

まるっちょ
この記事では、ゴルフを始めてから半年間の独学練習で「100切り」を達成した筆者本人の効率よくうまくなるための練習方法やコツを紹介します。

⚪︎100切り達成までの期間と割合

⚪︎筆者の過程

⚪︎100切りのための練習方法

⚪︎100切りへの近道

「100切り」って難しいの?

ゴルフの「100切り」とは、ゴルフコースを99回以下(99打以下)で回ることを意味します。ゴルフを始めたばかりの初心者・アマチュアゴルファーが最初に目指すであろう数字です。ラウンドへ行く回数が多ければ達成の確率は高くなりますが、お金もかかりますし時間にも投資しなければなりません。初心者ですとドライバーのOBやアイアンでミスショットしたりバンカーから抜け出せないなんてこともザラですよね。簡単には達成できないのが現実です。

100切り達成までの期間

一般的に「100切り」達成には「3年程度かかる」と言われています。練習場へ通い、ラウンドに行き、反復練習…これを3年程度続けることで「100切り」達成できる人がほとんどということです。中には10年経っても達成できない人もいます。

100切り達成者の割合

データではゴルフ人口の約70%の方が「100切り」を達成していないと言われています。3割の人しか達成していないと考えると「100切り」が難しいというのも納得できますよね。さらに、女性ゴルファーに限ると割合はもっと低くなります。

筆者「100切り」達成までの過程をご紹介

ここで筆者本人の「100切り」達成までの過程を少しご紹介します。

練習場へ

きっかけは友人からのお誘いでした。初めて手にしたゴルフクラブは祖父のものでした。全てカーボンのドライバーやアイアンで週1回、練習場で約200球打ち込みました。※最初から道具を揃える方は、ゴルフショップなどへ行き自分にあったゴルフクラブを提案してもらうことがオススメです!

ラウンドへ

練習し始めてから2ヶ月ほどで初ラウンドへ行きます。それから練習とラウンドを繰り返し6回目のラウンドで「100切り」を達成します。

前半 putt 後半 putt 合計(回数) (putt)
①6/21 66 33 56 27 122 60
②7/21 54 26 56 26 110 52
③7/25 57 24 52 16 109 40
④8/15 53 21 53 20 106 41
⑤8/20 50 16 51 18 101 34
⑥8/27 47 18 49 19 96 37

「100切り」のための練習

実体験を踏まえて「100切りのための練習」やコツを紹介します。

余計な道具や知識はいらない

ドライバー・アイアン1本(7番とか)・アプローチ1本・パターの4か5種類あれば「100切り」できるとよく聞きませんか?多くの人がそう述べていますが、実際にラウンドで5本だけで回るというのは難しいと言えます。既に「100切り」を達成した人やよほどセンスのある人の意見ではないでしょうか。

最初は自分の持つクラブを満遍なく練習することをオススメします。ただ、初心者の方であればゴルフクラブを持っていない方もいると思います。そういった方は無理に最新のクラブを揃えたりする必要はありません。初めは道具の違いがわからないからです。オークションやフリマサイトで探せば1万円代でフルセットを購入できます。私みたいに祖父から古いクラブセットを譲り受けたという方も新しいものに変える必要はないです。むしろ古いクラブで経験を積み、技術を手にした方が成長スピードは明らかに速いです!

初心者の方は、ラウンド経験が浅くまだしっくりくる握り方やスイングが身についていないのでゴルフ知識は必要ないです。YouTubeや本で知識を覚えようとしがちですが、それはもう一歩先のレベルの話だと思ってください。とにかく振り込んで感覚を磨くことが重要です。

スイングを覚える

とにかく振り込んで打ち込みます。ミスしたら何が悪いのか自分なりの答えを出せるまで打ちます。それを繰り返して、形に拘らずに前に飛ぶスイングを身体に覚え込ませましょう。

初心者はハーフスイングが全て

「ハーフスイング」はゴルフショットにおける全てだと考えています。どんなレベルのゴルファーでもそうです。腰〜腰・肩〜肩の幅で繰り返し練習します。注意してほしいのはその振幅の中で100%振ることです。この練習は難しいですが、絶対にコースでも生きてきます。

ドライバー練習も必要

ドライバーは場面にもよりますが10回程度は使いますね。一番距離を稼げるクラブなので練習はマストです。一番飛ぶと言うことは一番狙い通りに打つのが難しいと言うことでもあります。コースで打てるようになるために、練習場では自分のMAX飛ぶ距離からマイナス30ydぐらい飛ばすスイングを覚えると良いです(MAXが230ydなら200ydぐらいを打つスイング)。

アプローチ練習は入念に

地味な練習ですが、アプローチ練習はグリーン周りのスコアを縮めることに直結します。10yd-30ydといろんな打ち方で練習しておくとコースで役立ちます。狙いを決めて何球以内に当てるなど遊び感覚でやるのもオススメです。練習の最初と最後にアプローチ練習をしましょう。アプローチ技術向上で「100切り」はグッと近づいてきます。

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ラウンドに出てみよう

練習場は練習でしかない

練習場でやってきたことはラウンドではできません。人工芝のマットと本物の芝は全然違います。傾斜もあります。まずはショートコースやハーフプレーでいいのでラウンドに行ってみましょう。違いにビックリするはずです。

初心者はバンカーやパターをやった分だけ上手くなる

バンカーからの脱出・パターでラインを読むなんてことは初心者の方にとって未知の世界です。しかし、バンカーはどれだけ入れたかどれだけ脱出できたかが重要。要は経験がそのままスキルとなるということです。

メンタルブレイクは成長の証

「ゴルフとは心のスポーツだ」と言います。まさにその通り。すぐに心が折れます。調子がいいと割と上手く行きます。心が折れるからこそ成長があります。その時は「くそっ」と思っても終わってスコアを確認したら「そんなに悪くないじゃん」なんてこともよくあります。むしろ心が折れて切り替えられた時はいいスコアが出たりもします。どんどんメンタルブレイクしましょう。そして打ち勝ちましょう!

100切りへの近道

パッティング回数はスコアに直結

パッティング回数を減らすことが「100切り」への一番の近道です。1mのパッティングもドライバーで250ydを打つことも同じ「1打」です。とはいってもグリーンの傾斜や速さを読めないのが現実ですよね。なのでできるだけ3パットを打たないように心がけるようにしましょう。私は「悪くてもその位置に打てれば次で決まる」を目標に大きなカップをイメージして打っています。パターは練習するのが難しいので、練習器具などを購入して自宅でコツコツ感覚を養うようにしましょう!


18H通し切るメンタル

悪い内容のホールもあれば良い内容のホールもあります。切り替えが非常に大事です。全ホールダブルボギーでも108で回れるのでまずはそこを目指しましょう。一番大事な心構えは、「最悪のイメージを2つ作らない」こと(右に行ったら次打ちづらくなる。左のバンカーに入るのも嫌、、とりあえずまっすぐ狙ってみるか)。といったパターンは最悪なイメージが2つ存在していますよね。こんな時は(右に行くと次打ちづらくなるから左方向で打っていこう。バンカーに入ってしまっても決めた方向ならよし)という心構えが重要です。

体験でもいいからレッスンを受けてみよう

初心者こそレッスンを受けましょう。私は始めた頃にレッスンを受けていません。正直後悔しています。レッスンは絶対受けた方が成長します。最近では体験レッスン2,000円ほどで行っている練習場もあるので一度足を運んでみてください。

「100切り」達成した方へ

「100切り」達成した方はこちらの本を読むとさらにレベルアップできるかもしれません。筆者本人「100切り」達成後にこの本から学んで飛距離や正確性が増しました。菅原大地さんの説明はとてもわかりやすいです。YouTubeもやられています。



最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれれば幸いです。