冬場やしばらく予定がないからと言ってゴルフクラブを置きっぱなしにしていませんか？しっかりお手入れをすることで、ゴルフクラブに触れる機会が少ない時期でも本来の性能維持やサビを防止することができ、結果的にスコアアップにつながるかもしれません。また、ゴルフクラブをキレイに使い続けることで長持ちするだけでなく売却時の査定にも大きく影響します。この記事では、「激落ちくん」や日用品を使ってキレイにする方法を紹介します。久しぶりのラウンドや春先のラウンドに向けてしっかりメンテナンスしましょう！
⚪︎ゴルフクラブをメンテナンスすべき理由
⚪︎用意するもの
⚪︎ゴルフクラブの磨き方
ゴルフクラブをメンテナンスすべき理由
日本は高温多湿でありゴルフクラブがサビやすい国ともいえます。特にアイアンやウェッジは鉄素材が多く使用されているためサビやすく、倉庫に保管したままだと気づいた時には既にサビているということもあるでしょう。日本はゴルフクラブにとって過ごしやすい環境ではないということを理解しましょう。
性能面に関しては、アイアンやウェッジの溝汚れをキレイにしておくことでスピンのコントロールがしやすいなど本来の性能を発揮します。
また、定期的にメンテナンスすることで長持ちします。キレイに保つことで中古ショップやフリマサイトで売却する際の買取額にも大きく影響します。ゴルフクラブは高価なものですので、大切に扱うべきということです。
用意するもの
「激落ちくん」を含め日用品で簡単にメンテナンスができます。
⚪︎激落ちくん（メラミンスポンジ）
⚪︎タオル
⚪︎車用研磨剤コンパウンド
⚪︎歯ブラシ
⚪︎防錆潤滑スプレー（KURE 5-56）
⚪︎中性洗剤
激落ちくん（メラミンスポンジ）
ゴルフクラブを磨くには「激落ちくん」がオススメです。少量の水を含ませて擦るだけで簡単に汚れが取れます。あとはタオルなどでサッと拭くだけ。洗剤を使用しないのに高い研磨力がある最強アイテムです。しかし、細かいヤスリ同様のものなので塗装面に使用してしまうと傷付けてしまう恐れがあります。
▼1回分ごとに細かく使えるので、このタイプはオススメです。
タオル
タオルは拭くときに使用します。新しいものでも古いものでも良いです。素材も特にこだわる必要はないです。仕上げ磨きも兼ねたマイクロファイバータオルもオススメです。
車用研磨剤コンパウンド
ウッド類のクラウン部分・ネック部分の汚れ落としに使用します。この部分は「激落ちくん」を使ってしまうと塗装を傷つけてしまう恐れがあるので「車用研磨剤コンパウンド」を使用します。少量の液体を取って拭くだけでテンプラ痕などがキレイに消えます。
歯ブラシ
溝汚れを取る際に使用します。使い古しの歯ブラシで良いでしょう。
防錆潤滑スプレー（KURE 5-56）
仕上げ磨きとサビ止めに使用します。防錆潤滑スプレー自体に細かい汚れを取り除く効果があります。サビの発生を抑える効果もあります。
中性洗剤
グリップ汚れに使用します。窓掃除用の中性洗剤で十分です。スポンジもあれば泡立てやすいので便利かもしれません。
ゴルフクラブの磨き方
ドライバー&FW・UTの磨き方
フェース面は少量の水を含ませた「激落ちくん」で磨きます。注意点はフェース面以外には使用しないこと。高い研磨力が塗装面を傷つけてしまいます。フェース面以外のクラウン部分・ネック部分等は「車用研磨剤コンパウンド」をタオルかティッシュに染み込ませて拭き取るように磨きます。また、磨いた後は乾いたタオルで拭き取って仕上げます。
アイアンの磨き方
アイアンはフェース面だけでなくソール面なども「激落ちくん」で磨きます。「激落ちくん」で磨く前に、歯ブラシを使ってフェースの溝汚れを取りましょう。最後はこちらも同様に乾いたタオルで拭き取って仕上げます。
ウェッジの磨き方
ウェッジは特に溝汚れがあるので、歯ブラシを使って入念に掻き取ります。あとはアイアンと同じ要領で仕上げます。
シャフトの磨き方
ドライバーからウェッジまで全て磨いたら「防錆潤滑スプレー」で仕上げ磨きをします。乾いたタオルにサッと吹きかけて、シャフトを含めゴルフクラブ全体を磨きます。サビ止めだけでなく細かい汚れを拭き取る効果もあるので入念に行います。比較的汚れの少ないパターも磨くと良いでしょう。匂いがきついので作業は屋外がオススメです。
補足（グリップの洗い方）
窓掃除用の中性洗剤を吹きかけ泡立てて汚れを浮かしていきます（スポンジを使うと便利）。浮いた汚れを水洗いし、タオルで水気を拭き取るだけでキレイなグリップに変わります。あとは半日ほど日陰干しをすれば完了です。
まとめ
ゴルフクラブのメンテナンスは1時間もあれば完了する簡単な作業です。性能面やサビ防止、売却時の査定アップのためにも簡単な日用品を使ってお手入れしてみませんか。
定期的にゴルフシューズのスパイク交換をしていますか？ 最近ではスパイクレスのゴルフシューズも流行していますが、スパイクタイプのゴルフシューズに馴染みのある方が多いのではないでしょうか。性能を十分に発揮するためには定期的なメンテナンスが[…]
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれれば幸いです。